大谷翔平、「54-59」で有終の美 最終戦は1安打1盗塁…3冠王ならずもリーグ2冠確実

ロッキーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ロッキーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

54本塁打、130打点でリーグ2冠を手中に収めた

【MLB】ドジャース 2ー1 ロッキーズ(日本時間30日・デンバー)

 ドジャースの大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4打数1安打1盗塁をマークした。3冠王獲得の期待も高まったが、打率.310で首位打者の獲得はならなかった。それでも54本塁打、130打点でリーグ2冠を手中に収めた。チームは逆転勝ちで5連勝を飾った。

 痛烈な弾丸ライナーだった。1-1で迎えた8回1死一塁、右腕ボドニックの99.3マイルのフォーシームを右前へ打ち返した。打球速度110.8マイル(約178.3キロ)。12試合連続安打に伸ばした。続くアウトマンの打席では二走・バーンズと重盗を成功させ、シーズン59盗塁に。7月23日(同24日)の本拠地・ジャイアンツ戦から36回連続成功。盗塁成功率は93.6%となった。

 初回先頭はボール球のチェンジアップに手を出して二ゴロ。4回先頭はシフトに阻まれて遊ゴロに打ち取られた。6回2死も二ゴロ。今季のレギュラーシーズン最終打席で結果を出した。

 首位打者を争っていたパドレス・アラエスは敵地・ダイヤモンドバックス戦で3打数1安打。打率.314に上げ、3年連続の首位打者をほぼ手中に収めた。打率リーグ3位のブレーブス・オズナが30日(同10月1日)にメッツとのダブルヘッダーを残しているが、現時点で大谷は打率リーグ2位となっている。

 チームは逆転勝ちで5連勝。98勝64敗、メジャー最高の勝率.605でレギュラーシーズンを終えた。大谷にとって初のポストシーズンとなる地区シリーズは10月5日(同6日)に開幕する。

(Full-Count編集部)

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