DHでも“余裕なのに”…大谷翔平は「毎年MVPを獲る」 米予言、二刀流復活で独壇場へ
今季MVPは大谷&ジャッジで「決着がついた」…敏腕記者のヘイマン氏が明言
ドジャースの大谷翔平投手は今季54本塁打、130打点でリーグ2冠に輝いた他、前人未到の「54本塁打&59盗塁(54-59)」をマークするなど、異次元の活躍で地区優勝に貢献した。米紙「ニューヨーク・ポスト」のジョン・ヘイマン記者はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手とともに、今季のリーグMVP争いは決着がついたと論評している。
同紙は「アーロン・ジャッジとショウヘイ・オオタニが余裕でMVP」とするヘイマン氏の記事を掲載。「数週間前には興味深さもあったMVP争いは、球界の2人のベストな選手によって決着がついた。ジャッジは2度目のMVPを獲るだろうし、ショウヘイは3度目になる。今回は1球も投げていないにも関わらずにだ」と主張した。
58本塁打、144打点で2冠王に輝いたジャッジについては、WAR、OPS、長打率、出塁率などで大差でリードしていることに言及している。ジャッジは今季、OPS1.159、長打率.701、出塁率.458をマーク。米野球データサイト「ベースボール・リファレンス」算出のWARは10.8で1位だ。主要な打撃指標でメジャー全体で最も顕著な数値を残し、打者としての完成度の高さを見せた。
大谷については、ナ・リーグ所属球団のあるコーチが「また投球を始める時点で、彼は毎年MVPを獲る」と予測したという。リハビリを経て投手に復帰する来季以降も、大谷の独壇場となるであろうことを紹介している。本来の姿である二刀流を来季再開し、また度肝を抜く活躍をする大谷の姿を思い描いているのだろう。
(Full-Count編集部)