大谷翔平は「並外れている」 指揮官絶賛の勝負強さ「得点圏の機会を与えることが鍵」
ロバーツ監督「得点圏での好調ぶりは並外れている」
【MLB】ドジャース 7ー5 パドレス(日本時間6日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地で行われたパドレスとの地区シリーズ第1戦に「1番・指名打者」で先発出場。2回にプレーオフ1号となる3ランを放った。デーブ・ロバーツ監督は「勢いを取り戻すことができた」と称賛した。
3点を追う2回2死一、二塁の第2打席。先発シーズの高め速球を捉え、右翼席に運んだ。打球速度111.8マイル(約179.9キロ)、飛距離372フィート(約113.4メートル)、角度25度一撃。バットを放り投げて雄叫びをあげ、感情を表した。
指揮官は「試合を振り出しに戻すことができたし、流れも戻すことができた。勢いを取り戻すことができた」と称えた。
さらに「(試合の)初球からファンはのめり込んでいた。私は(ファンの)エネルギーを感じていた。ショウヘイにとっても(ファンの声援が)力になると思う。大きな一打だった」とファンの後押しも力になったと語った。
9月は打率.393(107打数42安打)、10本塁打、32打点、OPS1.225、16盗塁をマーク。今季最終戦の9月29日(同30日)の敵地・ロッキーズ戦まで12試合連続安打を記録していた。
好調を維持している大谷について「得点圏での彼の好調ぶりは並外れている。彼にその機会を与えることが鍵だ。機会さえ得られれば、彼は打ってくれるように感じる」と全幅の信頼を寄せた。
(Full-Count編集部)