大谷翔平は同僚の重圧も「緩和できる」 初出場のPOで絶大存在感…指揮官が寄せる信頼

同点3ランを放ったドジャース・大谷翔平(左)【写真:ロイター】
同点3ランを放ったドジャース・大谷翔平(左)【写真:ロイター】

ロバーツ監督「スーパースターはチームを引っ張ることができる」

【MLB】ドジャース 7ー5 パドレス(日本時間6日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手が自身初のプレーオフで躍動した。5日(日本時間6日)に本拠地で行われたパドレスとの地区シリーズ第1戦で5打数2安打3打点。試合の流れを変える3ランを放つなど、勝利に貢献した。デーブ・ロバーツ監督は試合後、チーム内での大谷の絶大な存在感について語った。

 3点ビハインドの2回、大谷は同点の3ランを右翼席に突き刺した。打った直後にバットを放り投げ咆哮。三塁ベンチに視線を送りながらジェスチャーもまじえてダイヤモンドを回り、チームを鼓舞した。

 10年総額7億ドル(約1041億円)のメガ契約でドジャース入りした今季。前人未到の「54本塁打&59盗塁(54-59)」をマークしたプレーに加え、絶大な存在感でチームの士気を高めている。

「ショウヘイの活躍、彼という存在がベンチにいるチームに影響しますか?」と問われた指揮官は「ある」と即答。「我々には多くのいい選手がいるが、明らかにショウヘイはこういう場面で(期待に)応えられる。彼はチームを引っ張る能力をもっている」と言い切った。

 続けて「(大谷という存在によって)チームメートのプレッシャーを緩和していると思う。彼は唯一無二で、(素晴らしい)才能の持ち主だ。スーパースターはチームを引っ張ることができる」と言葉を紡いだ。

 昨年までに2度のMVPを受賞するなど圧倒的な実績を誇るとはいえ、スター揃いのドジャース1年目。しかもプレーオフは自身初体験だが、チームを支える存在になっている。2020年以来8度目のワールドシリーズ制覇を目指し、走り出したドジャース。その中心に大谷がいる。

(Full-Count編集部)

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