大谷は「惑星で一番の選手」 指揮官語る人間性…増えた感情表現「ロボットじゃないと思える」

試合前、取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
試合前、取材に対応したドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

地区シリーズ第2戦を前にロバーツ監督が語る

【MLB】ドジャース ー パドレス(日本時間7日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、本拠地で行われるパドレスとの地区シリーズ第2戦に「1番・指名打者」で先発出場する。試合前にはデーブ・ロバーツ監督が会見を行い、改めて大谷を称賛した。

 前日5日(同6日)の第1戦は、3点ビハインドの2回にポストシーズン初本塁打となる一時同点の右越え3ランを放つと4回の中前打で逆転劇を演出。5打数2安打3打点の活躍を見せて先勝に貢献した。

 同点3ランの際には、バットを放り投げて雄たけびをあげた。今季、大谷が感情をむき出しにする場面が多いことについて指揮官は「間違いなく勝つことは(感情を出す)助けになっているだろう。彼は惑星で一番の選手だと自覚していると思う」と話した。

「シーズンが進むにつれてそういう姿をより見るようになった。(自分に)正直な証だから、彼にとっていいことだと思う。周りの選手も、『この男はロボットじゃなくて、感情がある人間』と思うから、全員にとっていいことだと思う」

 ドジャースに移籍し、メジャー7年目で初の地区優勝、プレーオフ進出を経験した。1年間ともに戦った指揮官は「シーズンが進むにつれて、本来の姿を見せるようになったと思う。彼は1人を好み、静かで、物事を自分のなかで留めておくけど、本質的に彼は面白い男だと思う。楽しむことが好きで、とても闘争心がある」と素顔を語った。

(Full-Count編集部)

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