1000億円ですら格安か…大谷翔平がド軍にもたらした恩恵 300万グッズ即完売、店員ウハウハ

ドジャースタジアムのショップ店員【写真:川村虎大】
ドジャースタジアムのショップ店員【写真:川村虎大】

ド軍本拠地では2万の砂が売れ行き好調

 ドジャースの大谷翔平投手は移籍1年目の今季、54本塁打130打点でリーグ2冠、史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を成し遂げ、地区優勝に貢献した。本拠地・ドジャースタジアムの売店では、さまざまなグッズが販売されている。店員も「金額や売り上げ、他の選手との差は歴然だよ」と驚いていた。

 5階コンコース、プレスボックス入り口横にある売店には各選手のサイン入りグッズなどが売られているが、中でも大谷グッズは一番多い。エンゼルス時代のサイン入りユニホームが1万2495ドル(約185万9000円)、芸術家ステフェン・ホランド氏が描いた「54本塁打&59盗塁(54-59)」を記念する絵画が9995ドル(約148万5000円)で売られている。

 9月22日(日本時間23日)から販売されたのは、メジャー176号の打席の土。大谷は4月21日(同22日)の本拠地・メッツ戦で、松井秀喜氏を抜き日本選手単独最多となるメジャー通算176号を放ったが、その時の左打席の土が販売された。。価格は149ドル(約2万1500円)にもかかわらず、売れ行きは好調。「すでに100個ほど売れたよ」と店員もニンマリだ。

 今季売れた1番“高価な”商品も大谷グッズだった。サイン入り試合球を2万ドル(約297万円)で限定5個販売すると即完売。4人が日本からの観光客だったという。プレーオフでは日本人の減少に伴い、大谷グッズの売れ行きが減りながらもシーズン通しての貢献度は一番だった。

 昨年12月に10年7億ドル(約1036億円)でドジャース入り。北米プロスポーツ史上最高額で契約したが、それですら格安だったか……。店員は大谷に頭が上がらない様子だった。

(Full-Count編集部)

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