マチャドの行為に「意図は全くないと思う」 ド軍へボール投げ込み…パ軍監督かばう
ド軍監督は「私に目掛けて投げられていた」と話していた
【MLB】パドレス ー ドジャース(日本時間9日・サンディエゴ)
パドレスのマイク・シルト監督は8日(日本時間9日)、マニー・マチャド内野手が6日(同7日)に行われた地区シリーズ第2戦でドジャースのダグアウト目掛けてボールを投げたとされる行為について発言した。意図的だったと思うかと聞かれると「いや、それについて、意図は全くないと思う」と答えた。
続けて「だからその質問に対しての答えは『No』だ」ときっぱり。「彼の肩(送球)の能力は並外れている。そのことはあのトリプルプレーで証明したと思う」とポストシーズン進出を決めた好守を引き合いに出して冗談めかした。
パドレスが10ー2で勝利を収めた第2戦では、6回にドジャース先発のジャック・フラハティ投手がフェルナンド・タティスJr.外野手に死球を与えた。その後、三振に倒れたマチャドとフラハティが口論。7回裏のドジャース攻撃前には、左翼席からボールや缶が投げ込まれ、試合が9分間中断する異常事態となった。
マチャドは口論の後、ドジャースベンチにボールを投げ込んだとされている。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督も「私がビデオを見たところ、ボールは私に目掛けて投げられていたし、何か意図があった」と不快感を示していた。これについて、シルト監督は「私がこの世界にいるのは、神から与えられた選手たちの能力を最大限に引き出し、フィールド上で競争し、対戦相手に敬意を払うなどするための手助けが目的だ」と話した。
また「私は彼ら(ドジャース)に多大なる敬意を持っている。マニーの件は、過去に起きたことについて、人々が(気持ちの面で)先に進めないことが残念だ。先日の試合でマニーのプロフェッショナリズムやリーダーシップが非常に困難な状況で示されていたと思う」と思いを述べた。
(Full-Count編集部)