大谷翔平、得点圏の猛打は「たまたま」 同僚に感謝…フェン直二塁打は「いい打撃でした」
リーグ優勝決定シリーズ初戦で大勝
【MLB】ドジャース 9ー0 メッツ(日本時間14日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、本拠地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第1戦で4打数2安打1打点の活躍を見せた。試合後のテレビインタビューでは得点圏で結果が出ていることについて「たまたまじゃないかなと思う」と話した。
初回先頭は二ゴロに倒れたが、2回1死二塁の第2打席では右前適時打をマーク。ポストシーズン得点圏では5打数4安打、レギュラーシーズンを含めると直近の得点圏20打席で19打数16安打の打率.842と驚異的な勝負強さとなっている。
得点圏での打撃について大谷は「チームとして得点圏に多くチャンスメイクしてくれているというところで、自分自身がより集中できている要因かなと思います」と分析した。
4回1死一塁の第3打席では、右翼フェンスに直撃する打球速度116.5マイル(約187.5キロ)の安打を放ち、相手の守備が乱れる間に走者が生還。「たまたま甘い球が来たので、いい打撃でしたし、ちょっと弾道が低かったので(野手の頭を)越えてくれないかなと思っていたんですけど、しっかりと越えてくれて。トミー(エドマン)も走ってくれていたのでよかったかなと思います」と振り返った。
守備では、先発したジャック・フラハティ投手が7回6奪三振、2安打無失点と好投。チームはパドレスとの地区シリーズ第3戦の3回から33イニング連続失点となり、ポストシーズン31回連続無失点は1905年ジャイアンツ(28回)を超えてリーグ新記録となった。大谷は「1人1人が素晴らしい仕事をしていますし、僕らがオフェンスのことだけを考えていれば大丈夫という信頼がチーム全体である」と投手陣の奮闘を称えた。
第2戦に向けては「常に点をとれるわけではないですけど、自分たちの仕事ができれば得点できると思う。僕はオフェンスしかやっていないですけど、そこに全力で集中していきたいと思います」と意気込んだ。
(Full-Count編集部)