50-50が衝撃的すぎて…大谷翔平に“C判定” 球界OBが辛口採点したワケ「Not good」
フレイジャー氏が辛口採点「本塁打を打ったから(辛うじて)C-かな」
ドジャースの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地で行われるパドレスとの地区シリーズ第5戦に「1番・指名打者」で先発出場する。勝った方がリーグ優勝決定シリーズ進出が決まる大一番。元ホワイトソックスでメジャー通算218本塁打のトッド・フレイジャー氏は「今までやってきたことを考えると、今はNot good(ノット・グッド)だ。大舞台で立ち上がらなければいけない」と奮起を促した。
米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演。シーズンでは史上初の「50本塁打&50盗塁(50-50)」を達成も、ここまで地区シリーズ4試合で打率.250、本塁打1、打点4、OPS.771、盗塁0の成績について、フレイジャー氏は「本塁打を打ったから(辛うじて)C-かな」と合格点ギリギリの辛口採点。「相手はドジャース打線を圧倒しているダルビッシュだ。彼はドジャースの先頭打者なので、チームに勢いを与えないといけない。本塁打を打ってくれれば嬉しいけど、出塁してほしい。間違いなく彼の活躍が必要だ」とハッパをかけた。
元ホワイトソックスのAJ・ピアジンスキー氏は「ムーキー(ベッツ)は大舞台で立ち上がった。フレディ(フリーマン)も片足でプレーしているような状態だ。(大谷の)状態は良くも悪くもないと思う。まだ(輝く)瞬間が来ていないから、その瞬間は今日かもしれないね」と期待する。
元ヤンキースのエリック・クラッツ氏は「彼のプレーは(ここまで)2/10。でもエネルギー(意気込み)は10/10だ。いつもは静かだけどエネルギーは最高だ。塁審に叫んでいた姿は、今まで見たことない。私がパドレスの選手だったら、ボール球を振らせるように配球するね」と攻略法を口にした。
(Full-Count編集部)