東大、法大にサヨナラ勝利で7年ぶり2勝 元ロッテ・渡辺俊介ジュニアが151球熱投
法大に1勝1敗とした
東大が13日、東京六大学野球の秋季リーグで法大を3-2のサヨナラ勝利で下した。渡辺向輝投手(3年)が9回9安打2失点、151球の力投を披露した。東大は法大に1勝1敗とした。東大は第4週で慶大にも勝利しており、シーズン2勝は2017年秋以来、7年ぶりとなった。
ロッテで活躍した渡辺俊介氏を父に持つ渡辺尚輝は、1点リードの2回に同点ソロを浴び、3回にも1点を奪われ勝ち越しを許した。しかし、4回からは走者を背負いながらも無失点で投げ抜いた。
6回には2死満塁のピンチを招いたが代打の吉安遼哉捕手(4年)を三邪飛に。8回にも1死満塁とされたが代打の浅倉大聖内野手(2年)を空振り三振、続く代打の山下陽輔内野手(3年)は三ゴロで切り抜けた。
9回は先頭の杉浦海大捕手(3年)の左前打と犠打で1死二塁の好機を作ると門田涼平内野手(2年)が右前へサヨナラ打。ベンチからナインが一斉に飛び出して喜びを分かち合った。前日0-16で大敗した相手に見事なリベンジ。東大は勝ち点をかけて14日に法大と対戦する。勝ち点を奪うのも2017年秋となる。
(Full-Count編集部)