リンドーアの“落選”に「狂気の沙汰だ」 地元メディア憤慨…止まらぬ文句「間違っている」
リンドーアはナ・リーグ遊撃手部門のゴールドグラブの最終候補から漏れた
メッツのフランシスコ・リンドーア内野手がゴールドグラブの最終候補から漏れたことに地元メディアが“憤慨”している。スポーツラジオ局「WFAN」では「いったい誰が最終候補なんだ?」などと納得いかない様子で討論している。
ニューヨークに拠点を置く「WFAN」でラジオパーソナリティを務めるブランドン・ティアニー氏と、メッツ放送局「SNY」のスポーツアンカーを務めるサル・リカタ氏が激論。ティアニー氏が「本当に最終候補じゃないの? ちょっと待ってよ。それが本当なわけがない。じゃあ、だれが最終候補の3人なんだ? 他に誰がいる? 彼が最終候補じゃなくちゃならないだろう」とまくし立てた。
リカタ氏も「彼はゴールドグラブの最終候補じゃなくちゃいけない上に、受賞しなきゃならない。僕はこれ(ゴールドグラブ)はどうでもいいと思っているが、明らかに気持ち悪いほどに間違っている。彼の遊撃での守備は球界イチだぞ! 群を抜いている。いったい誰が最終候補なんだ?」と呼応した。
最終候補の3選手が、2年連続同賞に輝いているカブスのダンスビー・スワンソン内野手の他、ロッキーズのエゼキエル・トバー内野手、カージナルスのメイソン・ウィン内野手の3人だと知ると、リカタ氏はさらにヒートアップ。「彼らはリンドーアよりうまいのか? だとしたらものすごくいい守備をしているんだろうよ。殿堂に入れちまえ。僕らはフランシスコ・リンドーアを162試合観てきた。彼よりうまくなんてできない。なのに彼が最終候補に入っていない? 冗談だろう?」と“怒り”は止まらなかった。ティアニー氏も「ロッキーズのやつは名前を聞いたこともないぞ」と乗っかった。
両氏とも「この3人のプレーを観てきたと言っらた嘘になる」とした上で、リカタ氏は「だが、リンドーアのことは毎晩観てきた。そして野球を40年以上観てきた。そんな中で、今年のフランシスコ・リンドーアがゴールドグラブ級じゃなかったという人は誰もいないだろう。少なくとも最終候補には入る」と力説した。
ティアニー氏も「リンドーアのようにゴールドグラブを獲るべき人、少なくとも最終候補に残るべき人が……残っていないなんて狂気の沙汰だ。オールスターにも4回選出されているが、あと1回は選出されているべきだ」と“推し”への愛が止まらなかった。
※10月17日8時00分、一部を加筆・修正しました。
(Full-Count編集部)