大谷翔平のおかげで「今までにないくらい増えた」 ド軍CEO“ご満悦”…45億円の臨時収入

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平が生み出した“効果”にド軍CEO「スタジアムの周りを見て欲しい」

 ドジャースは14日(日本時間15日)、本拠地でメッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第2戦を迎えた。球場周辺は大勢の観客で賑わい、スタン・カステンCEOはMLBネットワークのラジオ番組「SiriusXM」にて、大谷翔平投手が加入した“効果”を語っている。

 カステンCEOは「もちろん、最優先はフィールドでの活躍だ。『50-50』という並外れた活躍を見せてくれた。でも、彼が(チームに)与えたインパクトが(完全には)捉えられていない。なぜなら、打線に強打者が加わると、前後の打者にも影響を与えるからだ。投手としてプレーしなくても、並外れた活躍をしている」と“戦力”としての大谷を高く評価した。

 違った角度でも大谷をたたえており「ビジネス面で話すと、スタジアムの周りを見て欲しい。スポンサーが今までにないくらい増えた。(大谷のおかげで)フードの種類も(豊富になった)。スタジアムを歩けば、昼夜問わずツアー客に遭遇する。そして、私たちは昼夜問わず(スタジアム)ツアーを毎日様々な言語で開催している。ヨシノブ(山本)を含めて(フィールド内外で)大きなインパクトを残してくれた」と深く頷いた。

 カステンCEOは「私たちは常に環太平洋地域で人気があるチームだ。私は(ドジャースを)アジア地域のMLBチームという表現をするけれど、人気度は過去最高だ。それは、MLB全体にとってもいいことだ。(MLB選手会専務理事の)トニー・クラークも賛同していた」と喜びを隠しきれなかった。

 大谷と山本が加入した今季から、数多くの日系企業がスポンサーとして“殺到”。すでに「ANA(全日本空輸)」「TOYO TIRE」「興和」「大創産業」ら10社以上とスポンサー契約を結んでいる。また、米スポーツビジネス起業家のジョー・ポンプリアーノ氏がX(旧ツイッター)で広告収入は3000万ドル(約44億7240万円)に達していると言及するほどだった。

(Full-Count編集部)

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