NYメディアの“大谷投稿”が物議 蒸し返された事件…ファンも呆れ「馬鹿げている」
ラジオ局「WFAN」ロバーツ氏による“不用意発言”
ドジャース・大谷翔平投手は16日(日本時間17日)から、メッツとのリーグ優勝決定シリーズを敵地のシティフィールドで3試合戦う。シーズン中も敵地ではブーイングされることは多かったが、ポストシーズンとなればその比ではない。ニューヨークメディアのラジオ番組司会者が行った、大谷への“ブーイングの仕方”が現地で賛否を呼んでいる。
渦中の人物は、ニューヨーク地元ラジオ局「WFAN」で番組司会者を務めるエバン・ロバーツ氏だ。X(旧ツイッター)のフォロワー数が15万人以上を数える同氏は15日(同16日)にXを更新。「オオタニがシティフィールドに来た時の、彼用のチャントのアイデア……『お前の胴元はどこだ』」と投稿した。
大谷といえば、今季開幕直後の3月、通訳を務めていた水原一平被告により不正に自身の口座にアクセスされ、違法賭博の胴元へ送金されていたことが発覚した。水原被告は1600万ドル(約24億5000万円)以上を違法なブックメーカーに不正送金。賭けで勝った金額は約1億4200万ドル(約218億円)、負けた金額は約1億8300万ドル(約280億円)、純損失は4068万ドル(約62億円)だったことも明らかとなった。
球界内外を問わず大きな注目を集めた一件を、ロバーツ氏が持ち出した意図は不明だが、さすがにニューヨークのファンも呆れた様子。「メッツファンはこんなことしない」「私たちがそこまで愚かでないことを願うよ。そのチャントは馬鹿げているし、陳腐だからね」「それはしないでくれ」と批判され、地元メディア「Mets merized Online」のマイク・マイヤー氏も「メッツファンがこんなことをしないと、心から願う」と声を発している。
果たして大谷は、敵地ニューヨークの舞台でどんな活躍を見せるのか。1打席1打席に注目が集まる。
(Full-Count編集部)