巨人戦力外→育成→CS抜擢 DeNA26歳の“恩返し”が胸熱…X感動「ドラマがある」

巨人戦に登板したDeNA・堀岡隼人【写真:小林靖】
巨人戦に登板したDeNA・堀岡隼人【写真:小林靖】

DeNAの堀岡が16日の“古巣”巨人戦で力投した

■DeNA 2ー0 巨人(16日・東京ドーム)

 DeNAの堀岡隼人投手が16日に東京ドームで行われた巨人とのクライマックスシリーズ(CS)、ファイナルステージ第1戦の8回から4番手で登板し、1回を1安打無失点でホールドをあげた。昨季限りで巨人を戦力外となり、今季からDeNAに加入した26歳の気迫あふれる投球にファンは「ドラマがある」「まさに救世主」などと喜んでいた。

 2点リードの8回のマウンド上がった堀岡は、先頭の丸佳浩外野手に右前打を許すも、増田大輝内野手を中飛、オコエ瑠偉外野手を空振り三振、岡本和真を右飛で切り抜けた。無失点リレーのバトンをつなぎ、猛々しく吠えた。

 2016年に育成ドラフト1位で巨人入団も昨年限りで戦力外。今季、DeNAと育成契約を結び、6月に支配下を掴んだ。2度の登録抹消を経験し、今季はわずか6試合の登板で0勝0敗1ホールドで、防御率0.00だった。経験少ない右腕が、CSでの大抜擢で結果を残した。

 古巣相手の“リベンジ”投球にファンも感動。ネット上には「敵となり大輪を咲かす」「すごい球投げてた」「伝説を作って」「涙が出そう」「来てくれてありがとう」「今後も頼みます」「大興奮」と勝利に貢献した投球を讃えていた。

(Full-Count編集部)

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