大谷翔平は先頭弾を「打っても驚かない」 メッツ元GMが明かす深い“理由”

先頭打者弾を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
先頭打者弾を放ったドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平の先頭打者弾を“予測”…元メッツGM「打っても驚かない」

【MLB】ドジャース 10ー2 メッツ(日本時間18日・ニューヨーク)

 ドジャース・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、敵地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第4戦に「1番・指名打者」で先発出場。日本選手初となるプレーオフでの先頭打者弾を放った。2戦連発となる豪快な一発はポストシーズン3本目で、短期決戦での複数本塁打は10本の松井秀喜に次ぐ、日本選手2位となった。

 米放送局「MLBネットワーク」の番組「MLB Now」では、元メッツGMで番組のパネリストであるスティーブ・フィリップス氏が“予言”を的中させていた。フィリップス氏は「8月上旬、彼は得点圏にランナーを置いた場面で本当に苦戦していた。打点をあげられず、チャンスで結果を出していなかった」と指摘していた。

 フィリップス氏は「デーブ・ロバーツは彼と話そうとしているところだ、と言っていた。それが40−40を達成した試合で満塁本塁打。それ以降は走者がいる場面で打ちまくっている。私はこれはただ、野球がそういうものなのだと思っている」と言及した。

 フィリップス氏は話を続ける。「得点圏に走者を置いて打っていなかったのが、最近ではその場面で20打数17安打だ。彼はこのところ(得点圏に走者がいる場面で)20の17。これはただ野球がそういうものなのだと思う。最終的には数字はおのずとバランスが取れてくるだろう」。そう言い切ると解説を務めるアンソニー・レッカー氏は「あなたは番組の冒頭でこう言いましたよね。今日彼が先頭打者本塁打を打っても驚かない、と」と切り返した。

 フィリップス氏は笑顔で「ええ、言いました」と返事。レッカー氏は「そうなったら全て(の話は)なくなりますね」と笑うしかなかった。

(Full-Count編集部)

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