「野球のことより連絡きた」試合後の“大バズり” CS白星のDeNA大貫が驚いた出来事
CS第2戦に先発して7回途中1失点7奪三振の快投でチームを2連勝に導いた
快投から一夜明け、衝撃の事実を打ち明けた。DeNAの大貫晋一投手は、17日に東京ドームで行われた巨人とのクライマックスシリーズ(CS)、ファイナルステージ第2戦に先発。6回1/3を5安打1失点7奪三振で勝利投手となった。
多くの報道陣に囲まれながら真摯に取材対応し、球場を去った後のことだ。車で帰路に就く最中、巨人ファンが赤信号で停車中の大貫に向かって「大貫、お前が上だ!」「完敗だ」などと声を掛ける動画が拡散された。
巨人ファンはその後も「来年は手加減してくれ」などと声を掛け続け、大貫は照れ笑いでうつむきながらも手を上げ笑顔でサムズアップ。最後は「大貫、愛してるぞ」「安全運転で気をつけて帰れよ、体が資本だから」と巨人ファンもすっかり“味方”。敬礼ポーズで応えると、青信号で走り去っていった。
すでに球場を出た後のプライベートの時間、さらに車の窓を閉めていても聞こえるほどの大きな声だったとあって「正直驚きました」というのが本音だ。しかし巨人ファンに対しても大貫の飾らない“神対応”ぶりがSNS上で大バズりする結果となった。
「野球のことより、こっちの方がめっちゃ連絡来ましたよ」と笑いながら明かした大貫。この日出場選手登録を抹消され、CSではもう登板機会はないが、日本シリーズに進出すれば再び出番はやってくるだろう。そのときはきっと好投を称える連絡で溢れるはずだ。
(町田利衣 / Rie Machida)