大谷翔平、頂点を「目指さない理由がない」 ヤ軍との最終決戦に「やっと来た」…一問一答

取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】
取材に応じたドジャース・大谷翔平【写真:小谷真弥】

大谷翔平が感謝…「10月のこの時期までプレーできるのは一握りの選手、チーム」

【MLB】ドジャース 10ー5 メッツ(日本時間21日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第6戦に「1番・指名打者」で先発出場。ダメ押しの適時打を含む4打数2安打1打点、3出塁2得点の活躍を見せた。ポストシーズンの打率は.286、OPS.934。チームは2020年以来4年ぶりのワールドシリーズ進出を決めた。試合後のコメントは以下の通り。

――ワールドシリーズでプレーできる。
「やっと来たな、というか。ここまでも苦しい試合も多かったですし、全員で掴み取ったゲームが多かったなと思います」

――プレーオフは楽しい。
「単純にここまでプレーできているというか。何回も言ってますけど、10月のこの時期までプレーできるのは一握りの選手、チームだと思いますので、その時点で恵まれているなというか。感謝というか。プレーできていること自体が。結果は必ずついてくると思いますけど、よかった悪かった出てくると思うのですが(野球を)やれているということ自体が素晴らしいと思います」

――怖さはないのか。
「出た結果に対してはもちろん、受け止めればいいですし、それはそれで自分の今後の糧になると思うので。もちろん、いい結果を望んでますし、そうなるように努力しますけど、まずはプレーするということ自体が大事かなと思いますね」

――契約内容を変えた。
「ここを目指して、もちろんやっていましたし、そうなるように望んでやっていましたけど。楽に来れたわけでもない。全員が一生懸命やることをやって、ここまで来れたので、最後のシリーズ、自分たちの野球を貫き通せば、最高の1年になるんじゃないかなと思っています」

――なぜワールドシリーズを目指してきたのか。
「逆に、目指さない理由がない。このリーグでやっていれば、誰でも目指していますし、そうなるように1年間やってきているので。全員がそう思っているんじゃないかなと思っています」

――3度目のシャンパン。葉巻は試したか。
「葉巻は試してないですね。みんなで楽しくシャンパンファイトができて何よりですし、いよいよ最後のステージに来たなという実感をしているところです」

登場曲変更は「フィーリングがいいというところで選ばせてもらいました」

――トロフィーの重み。
「初めてのトロフィーなので。『持っていいよ』みたいな感じで、いい記念になったので。ワールドシリーズのチャンピオントロフィーも掲げられたら最高だなと思います」

――走者なしで22打数0安打。監督と話したり、変えたことは。
「特別に変えたことはないですね。ずっと言っている通り、やることは変わらないので。自分のアプローチをしっかりすれば、どんな状況でも。アプローチ自体を変えることはない。スモールサンプルの中の、偶然起きた数字なんじゃないかなと思います」

――エドマンがMVP。打線の誰にもMVPの可能性があった。
「トミーは間違いなくMVPだと思っていますし、このシリーズだけじゃなくて、シーズンの途中から来ましたけど、本当に大きい仕事を。数字に残らないところを含めて。本当に素晴らしい選手だなと思っています。誰かが調子の悪い時に誰かがカバーする試合が多かった。素晴らしい試合が多かったと思います」

――ダルビッシュ有や松井、千賀ら日本人対決が何度も起きた。
「日本出身の選手だけでなく、ラテン系の選手も数多く活躍していますし、そういういろんな国の出身の選手たちのプレーというのは参考部分が多くある。レベルの高いところで日々、学んでいく感じかなと思います」

――初回の打席。
「嫌な流れではありましたけど、前回も抑えられていた素晴らしい投手ではあるので、なかなか自分の思い通りにいくチャンス自体が少ないのではないかと思っていましたけど、先頭打者として、しっかりとチームに流れを戻せるような仕事がしたいと思っていた。結果的に抜けてくれていい打席になったなと思います」

――登場曲を変えた。
「(理由は)特にはないですね。フィーリングがいいというところで選ばせてもらいました」

――日本選手では松井秀喜さん以来のワールドシリーズだ。
「試合を生では見てはいないですね。MVPを獲られたのはもちろん知っていますし、ハイライトを何回も見たこともありますけど、生では見てなかったですね」

――ヤンキースと戦う。
「素晴らしいチームですし、強いチームなので。自分たちの野球をしっかりと。今日は今日で喜んでいいと思うので。また切り替えて。アウェーはアウェーで盛り上がると思うので、楽しみにしていきたいと思います」

(Full-Count編集部)

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