大谷翔平&ジャッジは「一生に一度の特別な選手」 メッツのレジェンドが送った称賛
1988年HR王のストロベリー氏「この2人は驚異的な選手だ」
ドジャースとヤンキースのワーストシリーズが25日(日本時間26日)に開幕する。元メッツのレジェンド、ダリル・ストロベリー氏が米放送局「FOXスポーツ」のモーニングショー「ブレックファスト・ボール」で世界一の行方を予想。大谷翔平投手の「50本塁打&50盗塁(50-50)」に敬意を表するとともに、アーロン・ジャッジ外野手の復活のカギを明かした。
司会のマーク・シュレーレス氏から「あなたにとって誰が最高の打者ですか? 見ていて一番楽しいのは誰ですか?」と聞かれたストロベリー氏は「アーロン・ジャッジ外野手は、プレーする面において完全に別レベルの選手」と返答した。
今季のポストシーズンでは9試合で2本塁打を放つものの、打率.161にとどまっており「短いシリーズでは、まだみんなが望むような成績を収められていない。必要なのは一回のきっかけだ。そのきっかけを掴めば、彼はチームを目標まで到達させることができる。彼はヤンキースで一年中それをやっていた」と復調に期待した。
また大谷について「驚異的な選手。50-50なんて誰もやらないだろう。難しいんだから。現実的になろうよ」と思わず笑いながら「次元が全く違う選手だ。みんな、彼がただのDHだと言うけれど、それが問題なのではない。そうだとしてもホームランを50本打って、50盗塁するのは難しいことだ。私は30-30だったけれど、それでも大変だったからよく分かる」と強調した。
1983年に新人王、1988年に本塁打王に輝きメッツで一時代を築いた男ですら「エリートレベルをメジャーリーグに来てからも一貫して続けている。ジャッジもそうだ。この2人は、一生に一度の特別な選手たちだということが分かるだろう。この2人は驚異的な選手だ」と称賛する2人のスター。ワールドシリーズの舞台でどんな活躍を見せるのだろうか。
(Full-Count編集部)