大谷翔平は「ジャッジよりひどい」 まさかの不振を地元記者指摘、嘆きの“.118”

ヤンキース戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ヤンキース戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

第5戦はコールの前に2打席連続で凡退…WS通算17打数2安打

【MLB】ヤンキース ー ドジャース(日本時間31日・ニューヨーク)

 まさかの打撃不振に陥っている。ドジャース・大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、敵地で行われたヤンキースとのワールドシリーズ第5戦に「1番・指名打者」で先発出場。しかし、2打席連続で凡退し、シリーズ通算打率は.118まで下降。地元記者はスターの“現状”を伝えている。

 大谷は26日(同27日)の第2戦の7回、二盗を狙った際に左肩を亜脱臼した。28日(同29日)の第3戦から強行出場を続け、前日29日(同30日)の第4戦では5回の中前打で3試合ぶり、負傷後では初のヒットを放った。しかし、チームは4-11で大敗。それでも、あと1勝で世界一。第5戦もリードオフで出場した。

 この日は過去2戦と異なり、左肩の黒のサポーターを外して登場。力強いスイングを披露したが、昨季サイ・ヤング賞投手のゲリット・コールの前に第1打席は中飛、3回2死一塁で迎えた第2打席は外角を泳がされて左飛に終わった。

 大谷が2打席連続で凡退すると、地元記者は一斉に速報。MLB公式サイトのドジャース番を務めるフアン・トリビオ記者は自身のX(旧ツイッター)を更新し、「ショウヘイ・オオタニはこれでワールドシリーズ17打数2安打だ」と投稿すれば、地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のビル・シャイキン記者は「ドジャースはワールドシリーズで現在打率.193だ。ショウヘイ・オオタニは現在打率は.118だ」とし、“チーム平均”以下の数字にとどまっているとした。

 これらの投稿には米ファンからも「明かに故障したままだ」「外角のボールを振ってしまっている」「ジャッジよりひどいパフォーマンス」などと嘆きの声が続出。4回を終えてドジャースは0-5と劣勢の展開。大谷のバットが再びチームを救うだろうか。

(Full-Count編集部)

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