ジャッジに相次ぐ誹謗中傷 SNSのコメント欄を封鎖…決戦で“不振”に手厳しい米ファン
ジャッジはシーズン2冠も…PO全体では打率.184と不振
【MLB】ドジャース 7ー6 ヤンキース(日本時間31日・ニューヨーク)
ヤンキースは30日(日本時間31日)、本拠地でドジャースとのワールドシリーズ第5戦を戦い、6-7で敗れた。シリーズ1勝4敗となり、2009年以来、15年ぶりの世界一とはならなかった。アーロン・ジャッジ外野手はポストシーズン全体を通じて打率.184と不振。NYファンなどから誹謗中傷のコメントが殺到し、自身のインスタグラムのコメント欄を閉鎖、X(旧ツイッター)でもファンをブロックする事態となっている。
ジャッジは今季のレギュラーシーズンでは58本塁打&144打点で2冠に立ち、OPSなどを含めて“メジャー9冠”と圧倒的な成績を残した。チームを地区優勝に導き、ポストシーズンの舞台へと牽引。しかし、大舞台では一転してバットが止まり、地区シリーズの4試合では打率.159、0本塁打。リーグ優勝決定シリーズでも5試合で打率.167、2本塁打だった。
ワールドシリーズに入っても状態は上がらず、第1戦は5打数1安打3三振、第2戦は4打数無安打3三振、第3戦も3打数無安打1三振。チームは3連敗で崖っぷちに立たされた。ジャッジのSNSはファンからのおびただしい量のバッシングの声が届き、Xでは米ファンからジャッジにブロックされたことを報告する投稿が続出した。
また、ジャッジは第5戦でシリーズ初本塁打を放ったものの、守備で敗戦につながる致命的なミスを犯し、シリーズ敗戦。ジャッジは気落ちしながら「私たちは(ワールドシリーズ制覇という)仕事を成し遂げられなかった。道中にいくかミスを犯してしまった。それが、私たちにとって重荷になった」とコメントを残している。ただ、試合後にはジャッジのインスタグラム投稿に対して、コメント欄が制限された状態になっている。
(Full-Count編集部)