メジャー目指す中日27歳に懸念の声 抱える課題“5.11”…MLB公式「最も低かった」
中日・小笠原は「新しいアプローチを学ぶ姿勢を見せている」
中日の小笠原慎之介投手は、今オフにポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す。MLB公式サイトは課題を示した上で「彼の市場もあるはずだ」と見通しを示した。
記事は、今季最優秀防御率のタイトルを手にした同僚の高橋宏斗投手について言及。「この冬はポスティングされない見込みだが、高橋の影響もあってMLBスカウトはドラゴンズをここ数年入念にスカウティングしてきた」と説明した。
その上で「オガサワラは今季、キャリアで最も奪三振割合が低かったが、彼の市場もあるはずだ」と占った。今季は144回1/3を投げて奪三振数は82。奪三振率は入団9年目で最も低い5.11だった。
記事によると、小笠原は先発ローテの4、5番手と見られている。FA市場に出た“優先度”の高い投手の移籍先が決まるまでは、動かないかもしれないと予想する。近年は米国で自主トレを行っていることから「北米でプレーするためにグラウンド外で順応する準備もしっかりできている」としている。
また、「ピッチングについては新しいアプローチを学ぶ姿勢を見せている」と評価。「ゾーン内高めに効果的な投球をすることで、今よりさらに空振りを取れるかもしれない」と予測している。27歳は来季どの球団のユニホームを着るだろうか。
(Full-Count編集部)