「都立の星」小山台、名門・帝京に快勝で69年ぶり決勝へ 初の夏甲子園に王手
エース戸谷が2失点完投、7得点で春夏計26度甲子園出場の帝京を撃破
第100回全国高校野球選手権記念大会は27日、東東京大会で準決勝が行われ、都立の小山台が強豪・帝京を7-2で破り、69年ぶりの決勝進出を決めた。
小山台は2回に帝京に先制を許すも、4回に3点を奪って逆転。さらに、続く5回には4点を加えて大きく突き放した。投げては先発のエース戸谷が帝京打線を相手に2失点と好投した。
春夏合わせて26度の甲子園出場を誇り、夏2回、春1回の全国制覇を達成している帝京に対して、小山台は夏の甲子園出場はゼロ。2014年に都立校で初となる21世紀枠での選抜出場を果たしている。
初めて夏の聖地へ――。決勝では昨夏代表の二松学舎大付に挑む。