大谷翔平、「オールMLB」1stチームに4年連続選出 DHでは3度目…止まらん受賞ラッシュ
先発投手の「セカンドチーム」には今永が選出された
メジャーリーグ機構(MLB)は14日(日本時間15日)、今季活躍した選手をファン投票などで選ぶ「オールMLBチーム」を発表した。ドジャース・大谷翔平投手は指名打者部門で「ファーストチーム」に選出された。大谷は指名打者で3度目、投手を含めると4年連続選出となった。
大谷は昨年12月に10年総額7億ドル(約1095億円)でドジャースに移籍。加入1年目はレギュラーシーズン159試合に出場し、打率、本塁打、打点、盗塁のいずれも自己ベストを更新。54本塁打と130打点で2冠を手にした。史上6人目の「40本塁打&40盗塁(40-40)」だけでなく、前人未到の「50-50」も樹立。日本人として初めて「トリプルスリー」も達成した。
他の候補者は、大谷を抑えて首位打者となったパドレスのルイス・アラエス、2022年にア・リーグのDH部門で「ファーストチーム」入りしたヨルダン・アルバレス(アストロズ)、マルセル・オズナ(ブレーブス)、ジョク・ピーダーソン(ダイヤモンドバックス)、ブレント・ルッカー(アスレチックス)、カイル・シュワーバー(フィリーズ)がノミネートされていた。「セカンドチーム」はアルバレスが選ばれた。
「オールMLBチーム」は2019年に表彰が始まり、両リーグの区別なくファーストチーム、セカンドチームを選ぶ。大谷は2021年に指名打者部門で「ファーストチーム」、先発投手部門で「セカンドチーム」に選ばれ、史上初めて投打で選出された。2022年は先発投手部門で「ファーストチーム」、指名打者部門では「セカンドチーム」で選出。2023年は史上初めて投打でファーストチーム入りした。
(Full-Count編集部)