引退覚悟→野手転向でドラフト指名 遠投120mの爆肩…育成24歳の「肩エッグ」

西武・モンテル【写真:宮脇広久】
西武・モンテル【写真:宮脇広久】

野手転向で西武から育成2位指名のモンテル…台湾WLに参加している

 西武の育成・モンテル外野手(本名・日隈モンテル)が台湾で行われている「2024アジア・ウインター・ベースボール・リーグ(WL)」で奮闘している。8日の試合では遠投120メートルの強肩を生かした補殺を完成させ「肩エッグ」などとファンを驚かせた。

 NPBホワイトの試合の一員として8日の試合に「6番・中堅」で出場したモンテルは4-1、9回無死三塁の守備で相手の中飛を処理し、素早く本塁へワンバウンド送球。正確なスローイングでタッチアップを狙った三塁走者も刺してのダブルプレーとなった。

 モンテルは投手として金光大阪高からクラブチームのOBC高島でプレー。2020年からは故郷・沖縄の琉球ブルーオーシャンズでプレーしたが、新型コロナの影響もあり活動休止となった。2022年に徳島インディゴソックスに入団。だが、全く結果を残せず、7月に野手転向を決断した。

 同年の育成ドラフト2位で念願のNPB入りを実現。今季は2軍で打率.284、本塁打なしも、16打点をマーク。50メートル走は手動で5秒69を計測した走力で12盗塁をマークした。台湾WLでもここまで11試合で打率.314(35打数11安打)、長打率.429、5盗塁と躍動している。

 DAZNが公式X(旧ツイッター)に「しなやかで強い モンテル 強肩でタッチアップ刺しダブルプレー 身体能力を見せつける」とモンテルの補殺シーンを投稿。ファンからは「来年期待」「支配下登録しないほうがおかしい」「楽しみしかない」「強肩発動」「1軍でみたい」といった声が寄せられていた。

【実際の映像】遠投120メートルの強肩発動…西武のモンテルにX期待「1軍でみたい」

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