2019年MVPベリンジャー、ヤンキースにトレード…米報道 鈴木誠也の去就にも影響か
ベリンジャーは中堅、ジャッジが右翼に戻る
カブスのコーディ・ベリンジャー外野手がヤンキースにトレードになったと17日(日本時間18日)、複数の米メディアが報じた。地元紙「ニューヨーク・ポスト」のジョエル・シャーマン記者は「カブスは500万ドル(約7億6800万円)とベリンジャーをヤンキースに送る」と伝えた。
2019年MVPの29歳は昨オフにカブスと再契約を結んだ。ヤンキースは17日(同18日)にブレーブスFAのマックス・フリード投手を2億1800万ドル(約334億6500万円)、13日(同14日)にデビン・ウィリアムズ投手をトレードで獲得したことを正式発表しており、米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は「ベリンジャーの契約は残り2年で、2025年シーズン終了後に契約破棄権がついている。ヤンキースはフアン・ソト(争奪戦)後に積極的に動き続けている」と評した。
今季は130試合の出場で打率.266、18本塁打、78打点、OPS.751。米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者によれば、ベリンジャーはヤンキースでは中堅を守ることになると伝えられており「アーロン・ジャッジは右翼に戻ることになる」という。
カブスは鈴木誠也外野手がトレード候補に挙がっていると米メディアで報じられていたが、ベリンジャーのトレードはその去就に影響する可能性もありそうだ。地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」のレポーターを務めるトニー・アンドラッキ氏が投稿したカブスの2025年のスタメン予想では、鈴木は「3番・指名打者」となっている。