グリエル弟が45年ぶり快挙 11戦連続マルチ安打でメジャー記録まで2試合
ブルージェイズ球団記録を更新中、17試合連続安打も継続中
ブルージェイズのルルデス・グリエルJr.内野手が29日(日本時間30日)、敵地ホワイトソックス戦で3安打2打点の活躍を見せ、連続マルチ安打試合数を11に伸ばした。これは1973年にトニー・ペレス(レッズ)が記録して以来45年ぶりのことで、メジャー記録の13試合連続まで残り2試合とした。
前日に10試合連続マルチ安打を達成し、ブルージェイズの球団新記録を樹立したルルデスは、「2番・二塁」で先発したこの日も第1打席に中前打を放つと、8回の第4打席に中堅へタイムリーを運んでマルチ達成。さらには、9回にもセンターへタイムリーを運び、3安打の猛打賞+2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。
球団公式サイトによると、11試合連続マルチ安打を記録したのは、1973年のペレス以来。メジャー記録は1923年にロジャース・ホーンズビーが達成した13試合だという。また、24歳グリエルは17試合連続安打も継続中と、ルーキーながら大暴れしている。
ルルデスは2015年にDeNAと契約を結びながらも来日せず。日本ではお騒がせ選手のイメージが強いが、2016年にキューバを亡命した後、ブルージェイズと契約。夢だったメジャーリーガーへの道を歩み始めていた。95年ぶりの快挙まであと2試合。メジャーの歴史を塗り替えることに期待したい。
(Full-Count編集部)