オリックス、なぜ今季低迷? 大型補強も実らず12球団最速でV完全消滅

昨季パ最多80勝、オフに大型補強も開幕から出遅れたオリックス

 116試合目にしてオリックスは12球団最速で優勝が完全消滅した。早々に自力優勝、自力CSが消えていただけに見ている側にはV完全消滅もそれほどインパクトはないかもしれない。

 しかし、昨年はリーグトップの80勝を挙げ、オフには大型補強も敢行、優勝候補筆頭にも挙げられたチームだ。ここで、なぜこのような結果に終わったのかを紐解いてみたい。

 まずはケガ人の多さ。エース・金子、比嘉、岸田が開幕に間に合わなかった。特に比嘉は昨年、パ・リーグ記録に並ぶ34試合連続無失点の大記録を達成。62試合に登板し7勝1敗20ホールド、防御率0.79と圧倒的な数字を残していただけに痛かった。

 エース・金子は右肘手術のリハビリもありある程度の離脱は想定内だったが、先発の柱が開幕からいなかったのは大きい。

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