これがメジャー21年目の技! 素手キャッチ&ノーステップスローに米喝采「#伝説」
昨季にメジャー通算3000本安打を達成したベルトレが見せた美技
レンジャーズのエイドリアン・ベルトレ内野手が“ベテランの技”を見せつけた。30日(日本時間31日)、敵地ダイヤモンドバックス戦で素手キャッチからのダイレクト送球を披露。レンジャーズ球団公式サイトも21年目のベテランが見せた好プレーを動画を添え報じている。
2点リードの7回。Dバックスの先頭ポロックが放った打球は三塁へボテボテのゴロ。三塁手・ベルトレは猛ダッシュでチャージをかけると素手でキャッチすると、そのままの勢いでノーステップで一塁へ送球しアウトを奪った。
球団ツイッターは昨季通算3000安打を達成したメジャー21年目、39歳のベテランが見せたビッグプレーを「ビンテージ・エイドリアン」と文言を添え動画を公開。ファンからも「#伝説」「素晴らしいプレー」「GOAT(Greatest Of All Time/史上最高)」と賛辞を贈った。
また、この試合を中継した「FOXスポーツ・アリゾナ」の実況を務めたスティーブ・バーシウム氏は「素手キャッチからの送球、ワォ! 39歳となって今でもこのプレーです。ゴールドグラブを勝ち取ること5度、殿堂入り(となるであろう)選手が、それに相応しいプレーを見せました」と大興奮。
さらに解説を務めたボブ・ブレンリー氏も「多くの内野手、特に三塁手にとってはボールをしっかりつかんであの送球をするために、余分なステップを必要とする場面でした。しかしベルトレはこのプレーを長年やってきました」と、ベテランが見せた巧みな技術を称賛していた。