大谷翔平の“ハリウッド級”神対応 寄り添う心、カメラなくても示した品格「ヒーローかよ」
ベン・カスパリウス、エメット・シーハンとともに消防署を訪問
スターのさりげない“神対応”に感動が広がった。ドジャース・大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、ロサンゼルス近郊パシフィック・パリセイズの消防署を訪問。大規模な山火事と戦う消防士にカメラの映らないところでも会話を交わして激励し、「ヒーローかよ」「こういうのは本当に力になる」とファンも涙したようだ。
大谷はこの日、ベン・カスパリウス、エメット・シーハン両投手とともに消防署を訪問した。69番署のアダム・ファンジェルペンさんは大谷との邂逅を振り返り、「メンバーにとって、大きな意味を持ちます。特に、カメラを離れて1on1で会話をすることができました。消防士たちは(大谷と)個人的に話すことができたんです」と語った。
ファンジェルペンさんによると、24連勤で消火活動にあたる消防士もいるなど激務で、最初の1週間は不眠不休だったという。そんな中、大谷をはじめとしたスターが寄り添い、「ドジャース(の選手)が消防士を応援しに来てくれたことは大きな意味を持ちます」と感動。また、大谷と交流を持ったようで「口数は少ないですが、力強いです。その少ない言葉が、私たちに大きなものをもたらしてくれました」と明かした。
大谷が消防団へ行った善行にファンも衝撃。「涙でる」「金出すだけでなく行動するところも素晴らしいし、カッコ良い」「何かもが桁違い 世界の大谷選手!」「なんかもう映画になりそうな展開」「ハリウッドが飛びつきそうなシナリオ」「心の温かさが違う」などと反響が寄せられた。
大谷は16日(同17日)に自身のインスタグラムで「消防士の方々や避難生活を余儀なくされている方々、支援の必要な動物達のために微力ながら50万ドル(約7800万円)を寄付させていただきます」と声明を発表。25日(同26日)の全米野球記者協会ニューヨーク支部が主催する夕食会ではビデオメッセージで「私はこのアワードをロサンゼルス市全体に、そしてロサンゼルスの火事と闘う英雄的な尽力を見せてくれた全ての第一対応者、消防士、そして消防局全体に捧げます」などとコメントしていた。
(Full-Count編集部)