組み合わせ決定、初戦注目ポイントは? 浦和学院は仙台育英に“リベンジ戦”
二松学舎大付VS広陵は広島&巨人のチーム内対決
第100回全国高校野球選手権記念大会組み合わせが2日、大阪市内で行われた。2回戦から登場する“ラスト8校”に有名校、実力校が集まり、激戦区の様相を呈している。
このブロックは、2つ勝ち上がれば準々決勝に進出できる有利なブロック。1試合少ない代わりに、例年タフな対戦が続くことが多い。そんな中に入った白山(三重)は、初戦の愛工大名電に勝てば、3回戦は報徳学園と聖光学院の勝者との対戦となり、常連校と次々に当たることになる。“日本一の下克上”を目指す初出場校のシンデレラストーリーが、どこまで続くのかも見逃せない。
注目は第8日の2試合だ。プロ野球ファンの目線で見ると、二松学舎大付(東東京)は鈴木誠也、広陵(広島)は野村祐輔と、広島が誇る投打の主力を輩出した強豪同士の対戦。カープファンは、どちらも応援したい心境だろう。この試合は、巨人ファンにとっても大江竜聖投手(二松学舎大付)と小林誠司捕手(広陵)の出身校対決となる。
また、第2試合は2013年の第95回大会1回戦と同じ顔合わせ。この年、左腕・小島を擁して春の選抜大会を制した浦和学院は、1回戦で仙台育英と対戦。壮絶な打ち合いの末、10-11でサヨナラ負けし、春夏連覇の夢を断たれた。浦和学院が5年前のリベンジを果たすか、仙台育英が返り討ちにするか。