大谷翔平、キャンプ2日目で異例の“休養日” ロバーツ監督「今日は何もしない」

ロバーツ監督「早い段階でカクタス・リーグの試合には出場すると思う」
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は13日(日本時間14日)、アリゾナ州グレンデールの球団施設で報道陣の取材に応じ、大谷翔平投手について「今日は何もしない」と明らかにした。故障離脱ではなく、キャンプ2日目で異例の“休養日”となった。
ロバーツ監督によると、大谷は球団施設を訪れたものの、練習はせずに完全休養に充てたという。前日12日(同13日)に投内連係や牽制練習に入り、キャッチボールでは捕手役が座った状態で20球。その後は打者として初めての屋外フリー打撃。18スイングで6連発を含む10本の柵越えを放った。初日からハードな二刀流練習をこなしていた。
昨年10月のワールドシリーズ第2戦の走塁中に左肩を亜脱臼。シーズン後の11月に手術を受けた。「完全に違和感がないという状態ではない。もう少し時間をかける必要はある」と語り、積極的な休養にも前向きな姿勢を見せた。「今まで通り出られる試合はもちろん出たいなと思ってますけど、休養を取ってほしいっていう時はそれを受け入れて、しっかりと休むことに徹したい」。早速、実践した形だ。
大谷は3日(同4日)からキャンプ地で自主トレを行うなど調整は順調そのもの。今週末にはブルペン入りする予定だ。ロバーツ監督は「最初の試合から分からないが、早い段階でカクタス・リーグの試合には出場すると思う」と説明した。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)
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