大谷翔平が1年で証明した“1045億円の価値” 発生した巨額マネーに米記者愕然「予想を覆した」

チームと地元経済への効果を米番組が絶賛
10年総額7億ドル(約1045億円)の巨額契約でドジャースに入団した大谷翔平投手は、それを遥かに上回る経済効果をチームや地元にもたらしている。米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」も22日(日本時間23日)までに、その影響力を絶賛した。
ドジャースには大谷以外にも、山本由伸投手、佐々木朗希投手が所属し、ますます日本からの注目が高まっている。昨季も多くの日本人観光客がドジャースタジアムに来場した。大谷のエンゼルス時代を含め、ロサンゼルスへの観光客は年々増加しており、経済効果は拡大している。
メジャー通算2043安打の元捕手で、同番組で司会を務めるAJ・ピアジンスキー氏は「これはショウヘイ効果だ。ショウヘイは米国でスター選手なだけでなく、フィールド外でも国際的なメガスターだ。ショウヘイだけで、たった1年で1億5000万ドル(約224億円)から2億ドル(約298億円)も稼いだと聞いたよ」と絶賛した。
さらに、ドジャースがオフに進めたブレイク・スネル投手、タナー・スコット投手らの獲得、テオスカー・ヘルナンデス外野手やエンリケ・ヘルナンデス内野手との再契約も“大谷効果”の賜物であったと力説。「すべてチームに還元される。スネル、テオスカーなどの契約に繋がっている。全員を獲得しても、儲けはチャラになるだけだよ。グレートだと思うよ!」と続けた。
米スポーツ局「ESPN」のオールデン・ゴンザレス記者「彼は予想されてきたすべての経済予想を覆しました。エンゼルスからドジャースに移籍したことで大きな効果をもたらしました。ショウヘイ・オオタニのおかげでロサンゼルスの観光業も劇的に変わりました。日本でも、想像よりも遥かに上回る足跡を残したんです」と語った。
多数の企業とスポンサー契約を結んでおり、昨年は広告宣伝などの副収入が7000万ドル(約104億円)だった大谷。昨年10月に関西大学の宮本勝浩名誉教授が推定した、昨年に大谷が生み出した経済効果は約1168億1181万円だった。日米の経済までも動かすスーパースターの社会現象は、今季どのような動きを見せるのだろうか。
(Full-Count編集部)
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