投手・大谷のハイペース調整に指揮官驚愕も…5月復帰案を崩さず「プロセスがまだある」

取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

大谷はキャンプ4度目のブルペンで30球「早く調整が進んでいる」

 ドジャースの大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、アリゾナ州グレンデールでキャンプ4度目のブルペン入り。ツーシーム、カットボールを交ぜながらも、フォーシームを中心に30球を投げた。デーブ・ロバーツ監督は「早く調整が進んでいることは非常に驚きだ」と、仕上がりの早さに驚きを隠そうとしなかった。

 大谷はブルペンで最速95マイル(約152.9キロ)を記録するなど順調に調整を進めている。昨年11月に左肩を手術。オープン戦での登板はなく、投手復帰は5月頃と見込まれている。

「踏まないといけないプロセスが我々にはまだある。ショウヘイはあらゆることに対して、とても気にかけている。投手として、彼はシーズンの長さを理解している」とロバーツ監督。手術明け1年目の今季はイニング数、投球数に制限がかかる。チームは変わらずにポストシーズンの10月を見据えて起用する方針だ。

 打者としては28日(同3月1日)のエンゼルスとのオープン戦にも出場する見込み。「試合に出場する時は近いと思っている。とても近いね」。ロバーツ監督は期待を込めた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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