メッツが放出…36歳が掴んだ“6.3億円” 2桁左腕移籍に疑問の声「なぜしなかったのか?」

メッツ時代のホセ・キンタナ【写真:Getty Images】
メッツ時代のホセ・キンタナ【写真:Getty Images】

通算102勝のキンタナがブルワーズと契約へ…米報道

 昨季、メッツで5年ぶりの2桁勝利を上げたホセ・キンタナ投手が、ブルワーズと契約を結んだと、MLB公式サイトの記者が報じた。かつてエンゼルスでは“不良債権”扱いされるなど3年間で5球団を渡り歩いた時期もあったが、このところは貴重なベテラン左腕として存在感を示している。

 MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者が3日(日本時間4日)、自身のX(旧ツイッター)にキンタナの去就について投稿。「関係者によるとホセ・キンタナ投手はブルワーズと1年425万ドル(約6億3400万円)を結ぶ。基本給400万ドル(約5億9700万円)で、ロースター入りした場合25万ドル(約3700万円)のボーナスを得る」と記した。

 36歳のキンタナは、メジャー通算102勝103敗。2013年から4年連続200イニング以上を投げ、2016年はオールスターに選ばれた。また、同年から4年連続2桁勝利をマーク。2020年オフにFAとなり、エンゼルスと1年800万ドル(約11億9300万円)で契約した。

 しかし、エンゼルスでは0勝3敗、防御率6.75と振るわず。その後はジャイアンツ、パイレーツ、カージナルス、メッツと渡り歩いた。昨年はメッツで10勝10敗、防御率3.75と復活を印象づけた。Xでは「メッツは全力で取り組むべきだった」「なぜメッツは彼を復帰させようとしなかったのか?」など、貴重な左腕の移籍を惜しむ声も挙がっている。

(Full-Count編集部)

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