NPB復帰は「正直厳しい」 7年間で痛感した“現実”…戦力外から台湾行きを決めたワケ
楽天時代の櫻井周斗【写真:小池義弘】櫻井周斗が自費での台鋼ホークス入団テスト合格「本当に決まってよかった」
楽天を昨季限りで戦力外となった櫻井周斗投手が、台湾プロ野球・台鋼ホークスに入団することが決まった。12球団合同トライアウトを受けるもNPB球団からのオファーはなく、引退か海外挑戦かで揺れた1か月。自費での入団テストに合格して海を渡ることになった経緯や心境を語った。
DeNAで6年間プレーした櫻井は、2023年オフの現役ドラフトで楽天に移籍した。しかしわずか1年で野球人生の岐路に立った。「昨季後半は自分でも納得行っていないというか、正直もうこれはきついだろうと思っていたので、もちろん落ち込みましたけど想定内というか……。ただトライアウト後に希望したオファーがこなかったのは、自分が思っている実力より、他者からの評価はそうでもないんだなというのにショックを受けました」。
トライアウトでの手応えはあった。しかしNPBでの現役続行を希望しながらも、それが叶わない現実。「引退」の2文字が頭をよぎる。先輩や裏方さんにも多くの助言をもらい、悩み抜いた。最後は「25歳という年齢もあって、海外に行くチャンスは今しかない」と挑戦を決意。カリブ海地域ウインターリーグ野球王者を決定する「カリビアンシリーズ」に、日本チーム「ジャパンブリーズ」の一員として参加し、台鋼ホークスの入団テストの機会を掴んだ。
契約は前期のみで2軍からのスタート…外国人枠を巡る争いも
(町田利衣 / Rie Machida)
