中日・若松、8勝目&ナゴヤDで5連勝! 「修正できて良かった」
「打たせて取るのが僕の投球」
中日の若松駿太投手が6日の阪神戦(ナゴヤドーム)に先発し、今季8勝目(3敗)を挙げた。5-0で勝利した中日は連敗を2で止めた。
初回1死満塁の大ピンチでゴメスをチェンジアップで空振り三振。続く今成を二ゴロに打ち取り、リズムに乗った。2回1死二塁でも鳥谷をチェンジアップで見逃し三振に。3回から3イニング連続で3者凡退に抑えた。
福岡・祐誠高から12年ドラフト7位で中日入り。20歳の若武者はテンポの良い投球を見せると、7回に打線が3安打2得点。7回99球、7奪三振、2四球、4安打無失点で降板した。チームは8回は浅尾、9回はバルデスとつなぎ、対阪神戦の連敗を8で止めた。
8月に4連勝をマークし初の月間MVPに輝いた若松。今季の阪神戦は7月7日(倉敷)に続き13イニング連続無失点で2戦2勝。ナゴヤDは6月2日の西武戦から自身5連勝だ。
試合後のヒーローインタビューでは8勝目に喜びをかみしめた。
――初回のピンチを乗り越えてから、気持ちの良い投球だった。
「立ち上がりが悪くて、ファンの方をヒヤヒヤさせてしまったんですけど、その中でも修正できて良かったです」
――2回以降は、若松らしい投球だった。
「打たせて取るのが僕の投球。それが出来て良かったです」
――7回1死二塁のピンチも抑えた。
「はい、抑えました」