大谷翔平が「勢いを与えた」 ロバーツ監督称賛…長打ではない“貢献”の仕方

大谷翔平の2安打に指揮官「とても安定している」
【MLB】ドジャース 6ー5 ナショナルズ(日本時間10日・ワシントンDC)
ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地でのナショナルズ戦に「1番・指名打者」で出場し、4打数2安打1四球。1盗塁を決め、チームの連敗ストップに貢献した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「ショウヘイは良い野球をしている」と褒めた。
連敗を止め、朗らかな表情で試合後の会見にロバーツ監督は出席した。「(初回に)ショウヘイが放った先頭打者のヒットは、私たちに勢いを与えた。マルチヒットを放ったし、盗塁も決めた。ショウヘイは良い野球をしている。打線は不安定だけど(大谷は)とても安定している」。
大谷は初回先頭の第1打席、2球目の落ちる変化球を捉えて右安打を記録。開幕からの連続試合出塁を、自己最長の「14」に伸ばした。その後、トミー・エドマン外野手の適時三塁打で生還すると、テオスカー・ヘルナンデス外野手が2ランを放ち、初回から4点を先取。大谷のヒットから試合が始まった。
東海岸遠征6連戦の最終戦を白星で飾り、笑顔で本拠地に戻る。指揮官は7回の盗塁についても「グリーンライトだ」と強調。大谷が本塁生還を繰り返す度に、スタジアムのボルテージが上がっていく。
(Full-Count編集部)