大谷翔平もヒットを1本損した!? インディアンス外野手の美技3連発がすごい
MLB公式ツイッターが動画を公開、カブレラの好守連発にファン「なんてことだ」
インディアンスのベテラン外野手、メルキー・カブレラが5日(日本時間6日)のエンゼルス戦で3度の美技を見せ、本拠地のファンを沸かせた。4回には、打撃好調の大谷翔平投手がライトへ放った大飛球もフェンス際でジャンピングキャッチ。インディアンス公式ツイッターが動画を公開すると、ファンからは「素晴らしい」との声が続々と集まった。
まずは3回。先頭のマルテがセカンド後方にフラフラと上がるフライを打つと、カブレラが猛然とダッシュした。前進して、ダイビング。右手首の負傷をうまく回避しながら、地面スレスレでキャッチした。さらに、直後の3回1死一塁の場面では、カルフーンのライトへのフライを前進してダイビングキャッチ。またしても果敢なプレーで相手のヒットを奪い取り、本拠地のファンからスタンディングオベーションを浴びた。
そして、4回にはインディアンス戦で打率5割の“天敵”大谷から長打をもぎ取る。無死走者なしで大谷が右腕ビーバーのスライダーを捉えると、打球はライトへグングン伸びる。カブレラは背走すると、最後はフェンスに激突しながらダイビングキャッチ。初回に左中間フェンス最上部直撃の二塁打を放っていた二刀流右腕からヒットをもぎ取った。
この場面では、地元クリーブランドで試合を中継していた地元テレビ局「FOXスポーツ・オハイオ」の実況が「メルキー・カブレラが右中間でまた素晴らしいプレーをしました!」と興奮気味に伝えると、解説者は「ミルクマン、彼は日曜日も出勤しています。彼の笑顔を見てください。この打球はフェンスまで飛んでいきました。本塁打になるような打球ではありませんでしたが、それでも彼は素晴らしいキャッチをしました」と称賛。実況は「ビーバーは『マジかよ? ワォ』という感じですね」と、美技に救われたインディアンス右腕の様子を伝えた。
インディアンス公式ツイッターは3つの美技をまとめた動画を公開。すると、ファンからは「メルキーのいる方向に打つという選択肢は好ましくない」「素晴らしいプレーね、メルキー! 今日この試合を球場で生で見たわ!! その調子よ、メルキー!!」「これ気にいった!」「なんてことだ、これは素晴らしい」「インディアンスのプレーぶりは素晴らしい。その調子でね」などと絶賛のコメントが集まった。
エンゼルスのマルテ、カルフーン、大谷はヒットを1本損した形。カブレラは守備で大きく貢献し、インディアンスを4-3での勝利に導いた。