大谷翔平、伝説の地で2戦連発10号 同点打2本の躍動も…ド軍は延長10回サヨナラ負け

大谷翔平は6回に今季10号ソロを放つなど、5打数2安打
【MLB】マーリンズ 5ー4 ドジャース(日本時間7日・マイアミ)
ドジャースの大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場し、10号本塁打を含む5打数2安打2打点の活躍を見せた。打率を.296としたが、チームは延長戦でサヨナラ負け。4カード連続での勝ち越しはお預けとなった。
2三振から、3打席目で快音を響かせた。大谷は初回無死の第1打席は6球目の変化球を見逃して三振に倒れた。3回1死の第2打席では4球目のスプリットを空振りして三振。2打席連続で三振を喫していたが、1点を追う6回の第3打席で豪快な10号を放った。
綺麗にバットを放り投げた。昨年に前人未踏の「50-50」を達成した“伝説の地”で、またも本塁打を描いた。初球のスライダーを完璧に捉えると、球場は騒然。直近4試合で3本目のアーチとなった。打球初速は109マイル(約175.4キロ)、飛距離403フィート(約122.8メートル)、角度33度という打った瞬間に分かるアーチだった。
この一撃でメジャーでは5年連続7度目となる2桁本塁打を記録。7度の2桁本塁打は松井秀喜氏に並んだ。盗塁はすでに10個を記録しており、2桁本塁打&2桁盗塁の達成も5年連続7度目となった。
6回には大谷とフリーマンの本塁打で逆転したが、その裏に2番手ガルシアが2失点して再逆転を許した。7回には大谷が1死一塁から同点適時打をマーク。そのまま延長戦に突入した。ドジャースは10回の攻撃で無得点に終わると、その裏にサヨナラ打を浴びて敗れた。
(Full-Count編集部)