大谷翔平の待ち遠しい投手復帰…150キロ超えも、指揮官が語った“正直なところ”

直球、スプリットは順調、今後はスライダー解禁か
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が、「ABEMA」が12日に公開したインタビュー企画「おはようロバーツ」で、大谷翔平投手の“二刀流”復活の時期について言及。前半戦での投手復帰について否定的な見解を示した。
大谷は5月に入ってから打撃の調子を上げ、11日(日本時間12日)のダイヤモンドバックス戦を終えた時点で打率.308、リーグ2位の12本塁打、OPS1.051とした。投手としてはブルペンで順調な調整を見せているものの、当初は5月頃と見込まれていた復帰時期は白紙状態となっている。
インタビュー企画で、ロバーツ監督は大谷の状態について言及。「試合を想定し、投げてから休憩を挟んで、また投げてもらう。注目したいのは『投げては休む』ことと『打者相手の投球』」と説明。現在は直球で150キロの球速が出ており、スプリットの仕上がりも良いことから、今後は「スライダーを見たい」と段階を踏んだ調整の見通しを語った。
一方で、投手としての復帰時期について「ただ、正直なところオールスター休み前にマウンドに上がることはないと思う。そう遠くないうちに投手復帰できるといいけどね」と明言した。ドジャースはブレイク・スネル投手やタイラー・グラスノー投手ら先発の柱が負傷者リスト(IL入り)している状況にあるが「ショウヘイの復帰計画と、チームの先発不足は分けて考えないと」と語った。
(Full-Count編集部)