大谷翔平が狙う“史上初の偉業” 「50-50」に続き…米注目「レジェンド」

「40本塁打&40盗塁」を2度達成なら史上初
ドジャース・大谷翔平投手は今季39試合に出場し、打率.308、OPS1.051、12本塁打をマーク。前人未到の「50本塁打&50盗塁」を達成した昨シーズンからはペースを落としているものの、今季も“歴史的水準”でアーチと盗塁を量産している。米放送局も注目している。
大谷は今季開幕2戦目で早速1号を放つと、5試合目に今季初盗塁を記録した。そして6日(日本時間7日)、敵地マーリンズ戦の3回に10盗塁目に到達。5年連続7度目の2桁盗塁となった。さらにこの試合の6回には、打球速度109マイル(約175.4キロ)、飛距離403フィート(約122.8メートル)の確信の一発で2桁本塁打も記録。今季メジャー最速で「10-10」をクリアした。
真美子夫人の長女誕生のために父親リスト入りし、復帰後は一時バットは湿ったものの、5月になって完全に復調。前年ほどではないにせよ、12日(同13日)の試合を終えてメジャー全体で「10-10」をクリアしているのは、カブスのピート・クロウ=アームストロング外野手とカイル・タッカー外野手の2人だけ。改めて、今季の大谷も凄まじい成績を残している。
米放送局「MLBネットワーク」は12日(同13日)の試合前に自社X(旧ツイッター)を更新。「ショウヘイ・オオタニとカイル・タッカーは『40-40』ペースの2人の打者」と紹介した。そもそも、昨季の大谷が別人元すぎたゆえだが、「40-40」自体も大偉業。大谷を含めて達成者はわずか6人だけしかいないのだ。
気づけば今季も異次元の成績を残していることに米ファンも注目。「レジェンド」「過去に『40-40』を複数回達成した選手はいない」「優れたパワーとスピードを兼備している」などと反応した。大谷は今季も、歴史に残るシーズンを過ごすのか。今後の活躍にも期待が集まる。
(Full-Count編集部)