大谷翔平にあった幻の“超大型トレード” 米敏腕記者が暴露…エ軍が逃した歴史的決断

2022年にエンゼルスとパドレスの間でトレード話が出ていた
ドジャースの大谷翔平投手に、エンゼルス時代にパドレスへのトレードの話が浮上していたことが分かった。米ポッドキャスト番組に出演した敏腕記者が、その舞台裏を解説。最終的にエンゼルスが貴重な機会を損失してしまったと指摘した。
米ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に16日(日本時間17日)、米メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が出演。同記者は「(エンゼルスは)オオタニをトレードするチャンスがいくらでもありました。ですが、そうしませんでした」と語った。
同記者は、エンゼルスとパドレスが2022年に大谷のトレードについて話し合っていたことに言及。パドレスで昨季、オールスターゲームに選出されるなど大ブレークを果たしたジャクソン・メリル外野手がトレードの交換相手の候補に挙がっていたという。
さらに同記者は「結果的にパドレスはトレード期限でオオタニを獲得できなかったので、フアン・ソトにシフトチェンジしたのです。ソトであれば2年半、オオタニであれば1年半(FAになるまで)保有することができたのですが、トレード案はほぼ同じだったかもしれません」と明かした。
続けて同記者は「メリルが最終的なトレード案に組み込まれていたか(実現していないので)わかりません」としつつ「彼ら(エンゼルス)は(見返りを得る)チャンスを逃したのです」と、エンゼルスが若手有望株だったメリルを長期的に保有できた選択肢を生かせなかったと指摘。大谷も2023年オフにFAとなり、結果的にはエンゼルスにとって大幅な戦力ダウンとなってしまった。
これについて同記者は「オオタニをトレードせずに再契約を結ぶつもりであれば問題なかったのかもしれませんが、(実際には)契約できなかったのです。彼らはチャンスを逃したのです」とエンゼルスの失態を指摘した。
(Full-Count編集部)