大谷の完璧16号…エ軍放送席「もう忘れてくれ」 実況がすぐに伝えた“救い”「とても大きい」

16号ソロを放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
16号ソロを放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

古巣エンゼルスを相手に豪快弾をかっ飛ばした大谷

【MLB】エンゼルス 6ー2 ドジャース(日本時間17日・ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地で行われたエンゼルス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、3試合連発となる16号ソロを放った。古巣であるエンゼルス放送局は、豪快な一発に興奮しながらも、エンゼルスファンにとっての“救い”も伝えた。

 打った瞬間だった。3点を追う8回1死、右腕ゼファジャンの内角低めカットボールを振り抜いた。3試合連発は2024年6月22日(同23日)の本拠地エンゼルス戦以来、通算9度目となった。

 地元放送局「ファンデュエルスポーツ・ネットワーク」で実況を務めるパトリック・オニール氏は、「センターへ打球が上がった。もう忘れてください」と、早々に本塁打を確信。その後、「ショウヘイ・オオタニが16号を打ちました。幸運なことに誰も塁にいませんでした!」と、エンゼルスが1点しか失わなかった事実を伝え、視聴者の心を落ち着かせた。

 エンゼルスOBでMLB通算179勝のマーク・ラングストン氏は、「ショウヘイは煙が出るほど強い打球を放ちました。昨日は2本、そして今日も大きな一発を放ちましたね」と話し、オニール氏は「彼は球界で断トツで今最も好調な打者です。世界最高の打者です」と賛辞。「ランナーなしだったのが、とても大きいです。(被弾しても)まだ2点差です」と、ソロであったことを再度強調していた。

(Full-Count編集部)

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