大谷翔平、5月は両リーグ4冠 「Mr.メイ」襲名へ…自己新の月間17発&36打点ペース

9本塁打、19打点、OPS1.427、長打率.964は両リーグトップ
【MLB】エンゼルス 6ー2 ドジャース(日本時間17日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、本拠地のエンゼルス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、8回の第4打席で今季初となる3試合連発の16号本塁打を放った。3打数2安打1打点で打率.316。この日の活躍で、月間メジャー4冠に立った。
大谷のバットは止まらない。8回1死、右腕ゼファジャンからバックスクリーンへ消える16号ソロを放った。驚異の3戦4発で、本塁打王争いで両リーグ単独トップに立った。5月の月間9発はメジャー8年目で初めて。だが、本塁打数だけではない。
5月は14試合出場して両リーグ6位の打率.375(56打数21安打)をマーク。9本塁打、19打点、OPS1.427、長打率.964は両リーグトップの好成績だ。ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は13試合で打率.385、5本塁打、9打点、OPS1.258を記録しているが、昨季のア・リーグMVPを超える勢いで打ちまくっている。
5月の残り13試合でこのペースでアーチをかければ、月間17本塁打。36打点ペースだ。エンゼルス時代の2023年6月に記録した月間15発、昨年9月の月間32打点をも超える驚異的な成績になる。これまで6月に月間MVPを2度獲得。“Mr.ジューン”と呼ばれてきたが、今年は“Mr.メイ”を襲名する日も近そうだ。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)