大谷翔平には“見合わぬ”1014億円「価値に遠く及ばない」 大物代理人が疑問を呈した理由

2023年オフに10年7億ドル(当時1014億円)で契約
大谷翔平投手がドジャースと結んだ大型契約は“格安”だったと大物代理人が指摘している。スコット・ボラス氏が大谷について「10億ドル(約1456億円)選手」と発言した。
大谷はCAAスポーツのネズ・バレロ氏と代理人契約。FAとなった2023年オフに当時の北米史上最高額となる10年7億ドル(当時1014億円)でドジャース入りした。
米ドキュメンタリー番組「In Depth With Graham Bensinger」の司会を務めるジャーナリストのグラハム・ベンシンガー氏は16日(日本時間17日)に自身のX(旧ツイッター)にボラス氏との対談動画を投稿。ボラス氏の「オオタニの評価(実際に結んだ契約)は選手本来の価値に遠く及ばない」との主張を紹介している。
ベンシンガー氏が「いくらであるべきだったでしょうか?」と質問すると、ボラス氏は「間違いなく彼は10億ドル(約1456億円)選手だ」と即答。「各チームのグローバル版権(の詳細)は未だ発表されていない。彼は日本、韓国といった2億人のアジア市場を、地域限定の版権(分野)にもたらす」と続けた。
渡米前の大谷との代理人契約を目指していたボラス氏は「彼は、ひとつのスポーツ組織とって前例のないものを作り上げたのだ。私は毎年日本に行っているから、そのことはわかっていた。私はオオタニに3、4回会っていた」とも話している。
(Full-Count編集部)