番記者も虜…大谷翔平が見せつけた「野球史上最高」　MLBでも群を抜く“カリスマ性”

大谷翔平のライブBPに米記者も熱視線を注いだ

【MLB】メッツ 3ー1 ドジャース（日本時間26日・ニューヨーク）

　米メディアも圧倒された“ショー”だった。ドジャース・大谷翔平投手は25日（日本時間26日）、敵地でのメッツ戦前にシティフィールドで実戦形式の「ライブBP」に臨んだ。641日ぶりとなった打者との対戦を見守った米記者も、その姿に魅了されていた。

　地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のビル・プランケット記者はX（旧ツイッター）に「野球史上最高の22球のライブBPのセッションが終了した」と投稿。大谷が同僚らとグータッチをかわし、ベンチへ戻る映像を公開した。

　キム・ヘソン内野手ら3人が5打席に立ち、投ゴロ、三振、三振、右前打、四球という内容だった。22球を投げ、直球は94マイル（151.2キロ）～97マイル（156.1キロ）、スプリットは88マイル（約141.6キロ）を記録。変化量が大きなツーシームも披露。打席に立ったゲームプランニング＆コミュニケーションコーチのJT・ワトキンス氏には、少し大げさなガッツポーズでおどけて見せた。

　大谷の投球を見ようとグラウンドには異例の光景が広がった。デーブ・ロバーツ監督に加え、同僚のエンリケ・ヘルナンデス内野手、マックス・マンシー内野手、アンディ・パヘス外野手、テオスカー・ヘルナンデス外野手らが続々と様子を見にグラウンドに。この日対戦するメッツのカルロス・メンドーサ監督やヤンキースやドジャースで監督を務めたジョー・トーリ氏の姿もあった。

　同記者の投稿にファンも反応。「史上最高」「初めの一歩、終了！」「大谷さんお疲れ様！」といった書き込みがあった。まだ調整の場とは言え披露した才能、そして注目度は、MLBでスター中のスターである大谷だからこそなせる業だろう。

（Full-Count編集部）