日本、全勝で決勝T進出 豪州に圧勝、宇津木監督「成果見せるのは明日から」

先制3ランを放った山本優【写真:荒川祐史】
先制3ランを放った山本優【写真:荒川祐史】

山本が先制弾、藤田-上野は盤石のリレー

 第16回世界女子ソフトボール選手権予選最終日は9日、成田市のナスパ・スタジアム、習志野市の第一カッター球場(秋津球場)で行われた。台風13号の接近で4試合が順延されていたが、6戦全勝でB組首位通過を狙った日本は、1敗のオーストラリア(世界ランク4位)と第一カッター球場で対戦。8-1のコールドで下し、見事全勝で10日からZOZOマリンスタジアムで始まる決勝トーナメントに駒を進めた。

 4年ぶりの世界一へ、日本は初回に不動の4番・山本優(ビッグカメラ高崎)の今大会4本目の本塁打となる3ランで先制すると、その後も試合を有利に進め、藤田倭(太陽誘電)―上野由岐子(ビッグカメラ高崎)のリレーで圧勝した。

 宇津木麗華監督は「しっかり練習してきた成果を見せるのは明日から。全力でやりたい」と決意を新たにした。世界ランク1位で予選A組のアメリカは8日、プエルトリコに8-1で勝ち、7戦全勝で決勝トーナメントに進出。10日はA組1位のアメリカがB組2位のオーストラリアと対戦。B組1位の日本はA組2位のプエルトリコと午後7時から対戦する。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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