大谷翔平が衝撃弾で到達した“前人未到”の偉業 歴史に残る序章「それで終わり」

6月前に20HR&10盗塁&50得点は今年の大谷だけ
【MLB】ドジャース 9ー5 ガーディアンズ(日本時間28日・クリーブランド)
またしても“新記録”を打ち立てた。ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地のガーディアンズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4回に3試合連発となる20号を放った。米記者によると、パワーとスピードのコンビネーションで大谷が前人未到の記録を樹立したという。
2点リードの4回2死一塁。右腕バイビーの外角カットボールを強振。高く舞い上がった打球は高い左翼フェンスを越える2ランになった。これで5年連続20号となり、自身6度目の到達は松井秀喜を抜いて日本人最多。チーム55試合目での20号到達はエンゼルス時代の2023年の68試合を抜いて自己最速でもあった。
5月は13本目と絶好調で、シーズン58発ペース。記録ずくめの本塁打となったが、スポーツのデータやニュースを提供する「オプタ・スタッツ」のグレッグ・ハービー記者によると、史上初の記録を樹立したという。同氏は自身のX(旧ツイッター)にて「6月前に20本塁打以上&10盗塁以上&50得点以上を記録したメジャーリーガー」を紹介。「2025年のショウヘイ・オオタニ 以上、それで終わりだ」と綴った。
大谷は今季20本塁打と合わせて59得点、11盗塁をマーク。盗塁数は前年の59個には劣るペースではあるものの、1番打者としてしっかりホームに生還し、ここまで得点数はメジャートップ。パワーとスピードを兼備しているからこそ、何度目か分からない、史上初の記録を打ち立てたようだ。
(Full-Count編集部)