大谷翔平&ジャッジだけが到達した「35」 他者を圧倒…寄せ付けぬ好調ぶり

ドジャース・大谷翔平(左)とヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平(左)とヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真:ロイター】

米データ会社が「バレル数」を公開した

“最強打者”が並び立った格好だ。ドジャースの大谷翔平投手は現在、19本塁打でメジャートップ。ア・リーグではヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が18本塁打で1位だ。米データ会社によると、大谷とジャッジは他の追随を許さず、「バレル数」でトップに立っているという。

「バレル」とは、簡単に言えば打球速度98マイル(約158キロ)以上&角度26度以上で捉えた打球のこと。速度が上がるにつれて角度の幅は変わり、バレルの打球は打率5割以上かつ長打率1.500以上が保証されている。バレル数が多い打者は、それだけ長打になり得る打球を放っているとも言える。

 そして、米データ会社「コーディファイ・ベースボール」によると、大谷とジャッジはともにバレル数35本でメジャートップに君臨しているという。次点のピート・アロンソ内野手(メッツ)とカル・ローリー捕手(マリナーズ)が「29」であることから、その差は一目瞭然だ。

 また、ジャッジは打率.398もリーグトップ。48打点は2位ながら、1位のラファエル・デバース内野手(レッドソックス)には1差とあって“3冠王”を視界に捉える。ファンは「スラッガーと投手!」「両者がチームメートだったら」と好調な2人に反応した。

 MLB公式サイトのデータサイト「ベースボール・サバント」の最新データによると、100点満点のバレル率のパーセンタイルでは、大谷が99%でジャッジは100%。ハイレベルな領域で好調ぶりが際立っている。

(Full-Count編集部)

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