大谷翔平のせいで「幽霊を見たよう」 目を疑った敵軍右腕…米メディア注目の“怪奇現象”

バイビー脱帽「多くの人は平凡なフライだと思っていたと予想するよ」
まさかの“表情”が話題だ。ドジャース・大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、敵地ガーディアンズ戦の4回、3試合連発となる20号2ランを放った。逆方向に叩き込んだ一発。打たれたタナー・バイビー投手が「幽霊を見たかのようだ」と米メディアが注目している。
大谷は第1打席は見逃し三振、第2打席は申告敬遠、そして4回2死一塁の第3打席、外角カットボールを振り抜くと、逆方向にグングン伸びた打球は左翼にそびえる5.8メートルの巨大フェンスを越えた。打球初速104.5マイル(約168.2キロ)、飛距離362フィート(約110.3メートル)、角度39度の一発で、5年連続の20号に到達した。
大谷が悠々とダイヤモンドを一周する中、対照的に信じられないといった顔を見せたのが他でもないバイビーだった。米スポーツメディア「スポーツ・イラストレイテッド」は右腕の表情をスクリーンショットし、「ショウヘイ・オオタニの本塁打後、タナー・バイビーはまるで幽霊を見たかのような顔をした」として記事を寄稿した。
「野球ファンだけでなく、時に対戦相手でさえも、ショウヘイ・オオタニという存在の偉大さに思いを馳せることがある。火曜日にそれを体感したのは、ガーディアンズのタナー・バイビー投手だった」とし、「ダイヤモンドを一周するオオタニを眺めながら、バイビーは『なぜあの打球がスタンドまで届いたのか』と呆然とした様子を浮かべていた」と綴った。
試合中継ではバイビーが口元で「何だあれ……」とボヤいた場面が捉えられていたが、右腕は試合後に取材に応じ、「打った瞬間、多くの人は平凡なフライだと思っていたと予想するよ。私もそうだった。打ち取ってイニング終了だと思った」と信じられない一発だったことを明かしている。
(Full-Count編集部)